チャーリー熱が冷めないまま、先週の土曜日も観にいってしまいました。
そろそろわれに返らないと、ということで銀座シネ・スイッチに行ってきました。
また平均年齢50歳。ここは、レディースデイが異色の金曜日。しょうがないので前売りをあわててかって間に合いました。すごい行列。おば様がた、おじ様がたに大人気のようです。
スカーレット・ヨハンソンが、私の中で今年ニコール・キッドマンと並んでActress of
2005になりそうなので、ぜひ観ておきたかったのです。(今年は3本づつ観ました。二人とも)
昨年、あちらでは公開された「理想の女」。
オスカー・ワイルドの原作に基づいています。
メグ・ウィンダミア(スカーレット・ヨハンソン)は、夫のロバートとイタリアの避暑地に来ています。退屈だけど優雅な日々に、アーリン夫人(ヘレン・ハント)が現われてから、メグの周りが変化していきます。やさしくて誠実な夫ロバートがアーリン夫人と接近していき、遊び人のダーリントン卿や、金持ちの中年タピィ(トム・ウィルキンソン)も絡んできます。アーリン夫人とロバートのかかわりを知ったメグは・・
というお話。
筋は大体、最初のほうから読めるんです。だから、そんなに感動するっていう映画ではありません。昔のアメリカやイギリスの貴族の気ままな暮らしと、お金持ちは女も男も愛人OKみたいな時代のなかに、愛憎が見え隠れするわけです。
「愛」ってむずかしいな。ってことかもしれません。
いい女には二種類しかないそうです。
「すべてを知り尽くした女」
「何も知らない女」
・・・・・ほとんどの女はその中間だからね。困りました。
スカーレットは「何も知らない女」をいつもの無垢さで演じてました。(ほんとは若いけど知り尽くしてそうな感じだけど・・・)
期待してたよりよかったのは、
ヘレン・ハントのほう。
「恋愛小説家」の頃から、あら実力あるのね。幸薄そうな顔なのに。。。
と思ってましたが、この女に嫌われる役「知り尽くした女」をぴたりと演じていました。
憎まれ役を出来るのはいいよね。知的だし。
ただ、白状すると、私の母がまさにこのタイプ。
なので、母のやなとことかいいとことかまぜあわさっちゃって、ちょっとなあ・・
私事でした。
それと、二人の女優のボディが結構肉感的で驚きます。まあ、そういう衣装なのかもしれないけどね。けっこうそれに目を奪われちゃった。お好みの方はどうぞ。
ちなみに
トム・ウィルキンソンも今年3作目。今回がとっても素敵な役です。
・・・でも、まあ、あんまり流行らないかな。若い人にはね。
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