「好きこそものの上手なれ」・・・・まさに実践する監督、
ピーター・ジャクソン。
えらいです。がんばりました。
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズで手に入れたお金をつぎ込む→自分の原点の映画をこれでもかというCGで描く→満足する→またお金が入る→また大好きな映画を作る。
これぞ映画の道じゃないかと、感心いたしました。感服いたしました。
16日の先行上映を観にいったわけですが、おじいさん・おばあさんが多かったです。
昔のキング・コングを好きだった人たちなのかな。
そんな中での3時間10分。
それほど長くはありませんでした。
なにせ、怖いから。
「宇宙戦争」でビビッて、肩こってしまいましたが、これもくたくた。それに面白いから一生懸命見入るしよけいくたくた。でも監督一同の心意気に満足しました。
大恐慌時代のアメリカで売れない女優のアン・ダロウ(
ナオミ・ワッツ)は、無人島での撮影をたくらむプロデューサー、カール・デナム(
ジャック・ブラック)に見初められ、映画の出演を持ちかけられ、いぶかりながらも脚本が尊敬するジャック・ドリスコル(
エイドリアン・ブロディ)だと知り同行する。
ジャックもだまされて船に乗せられ、船員たちを巻き込んでその無人島「髑髏島」に向うことになる。
そこで、先住民に襲われさらわれたアンは世にも恐ろしいキング・コングへのいけにえとされてしまう。アンを愛するジャック、映画を撮りたいカールたちはアンを助けるべく島の中へと入っていくが・・・
とにかく、島に行ってキングコングを連れてくるまでが2時間。
これがほんとに怖いのと、船酔い。あまりのリアリティで船に乗ってるみたいで気持ち悪いのが残念。(まじめに船に弱い人とか三半規管弱い人は注意したほうがいいかも・・・それでも映画館で見たほうがいいけどね)
あとはズーッと手のひら、汗でびっしょり。
息もつかせないスピードと怖さ。
そして、アンとキング・コングの交流。
これはシンプルだけどすごく良くて、最後は結局、手のひらの汗と涙になりました。
しみじみ、映画館で見たほうがいい映画ってあるんだよなと思いました。
ピーター・ジャクソンの心意気と、キング・コングのすばらしさを観にいってください。
ちなみに、
トム・ハンクスの息子が出てたね。よく似てて、可愛いです。
ナオミ・ワッツは、なんだかニコールに似てましたが、いい子でした。
きれいだしね。
これで、年末の大作合戦も一応終了ですよね。
来年はどれだけの大作がやってくるでしょうか・・・
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