白状すると、今回は絶対当たらないけど絶対行きたいと思っていた、「ハリーポッターと炎のゴブレット」のジャパンプレミア。オークションで購入した途端、当選はがき到着。
・・2日前でした。そして、昼の14時の会では、誰にも一緒に行ってもらえず、途方にくれましたが、運よく引き取ってもらい、レディースデイ価格ぐらいでいけました。
前置きが長くなりましたが、この「炎のゴブレット」は、初めて日本語じゃない言語で読んだハリーです。で、原書かと思いきや韓国語で読んだんですね。
その頃、ソウルに住んでいて、語学勉強に最も磨きがかかってた時代。
日本よりいち早く翻訳されてた、5冊(!)のセットを読破したわけです。
だから、子供の頃読み込んで、空想の世界を繰り広げた
「チャーリーとチョコレート工場と秘密」のごとく、ものすごく必死に読んだので頭の中はすごい世界が出来てました。
他の4冊よりも好きなのは、その辺にも理由があります。
ホグワーツ魔法学校も4年目になるハリー(
ダニエル・ラドクリフ)は、ヴァルデモードの悪夢を見ることが多くなります。そんな時、クィディッチのワールドカップが開かれ、ウィズリー一家と観戦に行ったハリーが遭遇したのは、「死喰い人」の復活。ヴァルデモードの力が戻りつつある予兆でした。
そしてホグワーツでは、ダームストラングとボーバトンという世界の魔術学校との対抗戦が開かれ、各校の代表選手と共にハリーが選ばれてしまいます。
ロンやクラスメイトとの亀裂が起こる中、ハリーには3つの課題の試練、そしてヴァルデモードの影が迫ってきます・・・
すっかり大きくなった3人。この子達にもいろんな心の変化が訪れます。
ほんとにわが子がぐんぐん大きくなった気がしてきますね。
この4作目は内容が華やかに波乱に富んでいるし、登場人物も多く大きな動きを見せています。だから、心の動きとか細やかに取り上げられないのはしょうがないでしょう。
初めてのイギリス人監督
マイケル・ニューウェルは、まるで市川昆監督のように情景も美しく大きく、そして初めて明るく撮ってくれた気がします。(調べたら、「フォーウェディング」とか「インディージョーンズ3」の人でした。どおりで明るいわけです。次の5作目はちがうらしい・・・)
ハリーの暗い面が前面に出がちだった過去3作。
そしてきっと次の5作目も本から言えばそうですね。
でも、今回は内容が面白いことにみんなバーッと巻き込まれて陰鬱な感じを吹き消しています。
だから、13歳以下は親と一緒と言うのは解せません。
確かに、ヴァルデモードとか出てくるところは怖いけどね。残酷っぽいけどね。
ハリーポッターシリーズで初めて泣きそうになりました。(横に座ったうるさい女子中学生は泣いてたね)
ともかく、今回は盛りだくさんで豪華な作品。
今まで敬遠してた人も、これは面白いんじゃないかと思います。
情景がきれいだし、ロールプレイングみたいでもあるし、笑えるし。
これは映画館のほうがきっといいでしょう。
それと、ハリーの初恋の相手チョウ・チャン(ケイティ・ラング)は宮里 藍にそっくりだと思う。
確認してきてください(笑)
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